そりゃもちろん、30年ぶりくらいに訪れたわけだから、そんなにくわしいわけじゃないけど、北九州といえば炭鉱かな、くらいな知識はありますわ。
みなさんもそうでしょ。
だがしかし。
漢字で書くと駄菓子菓子。
2020年4月から民法上の用語として消滅するのは瑕疵。
それを使えば、だがし瑕疵。
・・・・はい、気が済みました。
でね。
ところが、北九州=炭鉱ではなくてですね(すみませんっ!!!)、九州地方の内陸(という言い方でいいかどうかわかりませんけど)にある筑豊地方に、かつて驚くほどの数の炭鉱があって、そこで採掘された石炭が北九州方面に運ばれ、官営八幡製鐵所での製鉄、門司港や若松港から積み出して、とのことらしい。
それを知ったのは、今朝です(笑)。
えー、そうですよ、グーグル先生です。
結局のところ、わたしゃ東京のことしかわからんようであります。
だから、旅。
実際に行ってみないと。
・・・・ということ次第で、小倉駅からディーゼルカーで福岡県田川市にある田川市石炭・歴史博物館に行ってみることにした。
炭鉱跡地にある博物館。

ちなみに娘2号(高1)に「パパはディーゼルカーに乗っているよ」とLINEしたら「ディーゼルカーってなに?」とのこと。
そして「いま学校だからあとにして」とのこと。
小倉駅から1時間くらいっすかね。
でね。
「炭鉱」っていうと、ほら、八つ墓村(若い衆は知らんですね・笑)の洞窟みたいなイメージ、または、2019年の映画『貞子』主演・池田エライザ(おっさんは知らんですね・笑)の洞窟みたいなイメージだったんだけど。
ぜんぜんちがうんですね。
「街」だったようです。
街の下が炭鉱(という言い方でいいかどうかわかりませんけど)。
炭鉱というと「炭坑節」。
ここが炭坑節の発祥地だそうです。
月がでたでた、月がでた。
あんまり煙突が高いので
さぞやお月さん
煙たかろ
「あんまり煙突が高いので」の煙突がこれのようです。
で、やっぱり、これですよね。
威風堂々。
人や物を、このカゴで地下に運んだり、地下から運び出したりしたんですかね。
展示品もいろいろありまして。
けっこうリアル。
・・・っていうか、本物ですね。
そうそう。
訪れた日は11月だったんだけど、気温が20度くらいありまして。
そしてもちろん平日。
なので誰もいない。
お、炭鉱住宅だ。
こんにちは〜。
・・・あらシゲさん。
ヨネさん、ども。あれ、ダンナは?
・・・・いいじゃない、そんなこと。
この角度が好き。
もう一度いっておきますが。
11月なんだけど20度くらいあったこの日、もちろん平日なので誰もいない。
ぐふふ。
動画はこちら!!
そして気が済んだワタシは、官営八幡製鉄所に向かったのでありました。