039:音声講義「ポッドキャスト★ダイナマイト宅建♪」

【追録】です。

成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、基本テキストを訂正します。

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〔概要〕

宅建業の免許と宅建士の資格登録での欠格事由であった「成年被後見人・被保佐人」が「心身の故障により宅建業・宅建士の事務を適正に営むことができない者(国土交通省令で定める)」となった。

「心身の故障により宅建業・宅建士の事務を適正に営むことができない者」として、国土交通省令では「精神の障害により宅建業を適正に営むに当たって必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができない者」としている。

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〔背景〕

「成年被後見人や被保佐人の人権が尊重され、成年被後見人及び被保佐人であることを理由に不当に差別されることのないよう、成年被後見人及び被保佐人に係る欠格条項その他の権利の制限に係る措置の適正化を図る」という意図で、成年被後見人や被保佐人だからといって、一律に免許や登録の欠格事由とはしないことになりました。

心身の故障の程度を個別に判断して、免許や登録の可否を決めることになります。

そのため、「精神の障害により宅建業を適正に営むに当たって必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができない者」には該当しないことを証する根拠として、知事や大臣は、免許・登録の申請に際し「必要と認める書類」を提出させることができます。

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〔必要な書類〕

以下のいずれかの書類

1:成年被後見人及び被保佐人に該当しない旨の後見等登記事項証明書並びに市町村の証明書

2:契約の締結及びその履行にあたり必要な認知、判断、意思疎通を適切に行うことができる能力を有する旨を記載した医師の診断書

〔例〕
成年被後見人や被保佐人ではないとする上記1の書類が提出できない(成年被後見人か被保佐人だった)としても、上記2の医師の診断書を提出することにより、免許・登録が可能となる。

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上記を踏まえ、以下、該当部分を訂正します。
お手数をおかけしまして、誠に申し訳ございません。

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53ページ ページ上方、「〔1〕残念ながら能力や信用がない場合」の下の囲み内

[誤] ①成年被後見人
②被保佐人
③破産者で……

[正] ①心身の故障により宅建業を適正に営むことができない者(国土交通省令で定める)
②破産者で……

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53ページ ページ上方、「〔1〕残念ながら能力や信用がない場合」の囲み内の下、本文

[誤] ①の成年被後見人や②の被保佐人は、part3権利関係1にて。彼らはいずれも単独で不動産の取引ができない。
③の破産の……

[正] ①は「精神の障害により宅建業を適正に営むに当たって必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができない者」と定められているよ。彼らは単独で不動産の取引ができない。
②の破産の……

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53ページ ページ上方の側注「プラスα」の文末
[誤] もあるが、被補助人は欠格事由とはなっていない。

[正] もある。

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69ページ ページ上方の例示「(1)残念ながら能力や信用がない場合」の囲み内

[誤] ①成年被後見人 ②被保佐人 ③破産者で復権を得ない者

[正] ①心身の故障により宅建士としての事務を適正に営むことができない者(国土交通省令で定める) ②破産者で復権を得ない者

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80ページ ページ上方、「かみくだき」表内、「死亡等の届出事由」列
[誤] ②成年被後見人となった
③被保佐人となった
④破産した、……

[正] ②心身の故障により宅建士としての事務を適正に営むことができない者となった
③破産した、……

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80ページ ページ上方、「かみくだき」表内、「届出義務者」列

[誤] 成年後見人
被保佐人

[正] 本人又はその法定代理人若しくは同居の親族

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以上です。
お手数をおかけしますこと、重ね重ねになりますがお詫び申し上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。

大澤茂雄

投稿者: 大澤茂雄

正直に申します。私は「宅建受験講座」が大好きです。もうちょっと具体的にいいますと、「宅建受験講座」で取り扱う「法律」が好きです。民法をはじめ借地借家法、区分所有法、不動産登記法。そして宅建業法から、都市計画法や建築基準法などなど。おおげさにいえば「愛している」という感じでしょうか。

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