若い衆(わかいし)たちとの、ちょっとした打ち合わせは、ほとんどオンラインミーティングになっている昨今。
彼ら彼女らいわく、実際に会っての打ち合わせより効率がいいらしい。
いちばんのメリットは、オンラインミーティングだと、いきなり本題に入れるのがいいそうです。
5分くらい前から待機。
時間のちょっと前に入り、大体みんなきてるので、そろった瞬間に本題。
ミーティングで発言しない人は、単に存在感がない(ノーアイデア=仕事ができない)だけなので気にしなくていい(以前は顔をあわせていたので、変に気を使ったが、いまは無視できるのでラク)。
終わったらさっさと解散。
なるほどなぁ〜。
まぁいままでも、電話で済む用事は電話で済ませてたしなー。
聞くところによると、最近は電話もめんどくさいらしいしなー。
あと、メールもめんどくさいらしい。
いちいち、お世話になっております、とかを入れなきゃいけないし、誰から来てるのか瞬時にわかるのに、いちいち名乗るのもめんどくさい。
そもそも、先方の肩書がめんどくさい。
あと、決済権(権限)がない担当者が無駄にccで上司に流しまくり、「ほうれんそう(報告・連絡・相談。ワタクシはほとんどやったことがなかったですが・笑)」という名の責任転嫁されるのもめんどくさい。
たしかになぁ〜。
めんどくさいわ。
あらためて思うが、いままで、めんどくさかったのね。
そういった意味では、かなり強引ではあったものの、若い衆(わかいし)が過ごしやすくなる、ステキな時代がいきなりやってきたのかもしれません。
いいことだと思います。
いちいち対面しないのは当たり前。
複数の人たちの打ち合わせも、いちいち対面しない。
そんで、会議が終わったあとの「打ち上げ飲み会」もない。
彼ら彼女らがいうには、こんな手間がはぶけるそうです。
例)先方の会社を訪ねる手間(無駄)
めんどくさい手間その1:いちいち受付を通す手間
めんどくさい手間その2:めんどくさい場所にある会社を地図で探す手間
めんそくさい手間その3:飲み物はいかがですかと聞かれていちいち答える手間
あーなるほどですね。
でもなー。
我々の世代は、他人の会社に行くこと自体が、仕事だったですもんね。
行ってなにするわけでもないんだけど、みんながいるところに行って、与太話に精を出す。
要は、お互いの生存確認。
で、人脈という名の、馴れ合い受発注。
どうせバブル時代だし。
いくらでも、カネが回っていた。
そうそう。
いちいち受付を通すのも好きだったなぁ〜!!
例:受付嬢とじゃれる、くだらないことをいう
(受付のみなさん、ごめんなさいっ!!!!!)
めんどくさい場所を探すのも好きだったなぁ〜!!
例:お、こんなところに、こんなコキタナイ店があるので帰りにいってみよう〜!!
飲み物はいかがですか、といわれてからかうのも好きだったなぁ〜!!
例:
あ、じゃあ梅酒のポン酢割で!!
あ、じゃあ常温のビールで!!
あ、じゃあ椰子の実ジュースで!!
あ、じゃあ100年の孤独をロックで!!
あ、じゃあキッチン南海のチキンカツカレーで!!
注:いま我を振り返ってみたら、かなりウザい、ということがわかった。
そんでだな。
いまでは絶対にしてはいけないことで、いまではワタクシも絶対にしないのでありますが、かつては、これってセクハラかなー、といいながらセクハラ寸前まで行く(←重ね重ねになりますが、関係各位のみなさま、すみませんでした!!)というコミュニケーションもあった。
★とくにワタクシが20代から30代半ばまでを過ごした某大手専門学校での、当時の受付嬢の皆様。すみませんでした。ハチャメチャな時代でしたが、楽しかったです。あ、そうそう年賀状、いつもありがとう。ワタクシは年賀状を出してないけど(笑)。
なので、そういった意味では、仕事がなくなることになりそうです。
なので、同世代のみなさん、適応していきましょう。
なので、まぁこれも考え方次第なんだけど、仕事がなくなる=他人が遊んでくれなくなる、と定義付けることもできる。
となると、どうするか。
そうだ。
一人で遊べればいいんだ。
ということで、再び我は、バイクに乗るぜ。
究極の一人遊び。