平成17年度 宅地建物取引主任者資格試験 問題

〔問 46〕 住宅金融公庫(以下この問において「公庫」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。(改正前のまま。参考問題)
 公庫は、住宅の建設又は購入に必要な資金の貸付けにおいては、その所要額の全額を貸し付けることができる。
 公庫が行う個人住宅建設のための資金の貸付けは、住宅の規模にかかわらず、すべて金利は同一である。
 公庫が行う証券化支援事業(金融機関の長期・固定金利の住宅ローンの供給を支援)において、公庫が貸付け債権を買い取ることができる金融機関は銀行に限られている。
 公庫は、住宅の建設のための貸付金を交付する際に、必要に応じて住宅の工事施行者に直接に資金を交付することができる。


《総 論》 住宅金融公庫法も、毎年1問、けなげに出題されつづけている。出題範囲自体もさほど広くないため、どーしてもかつて出題された内容と似たり寄ったりになってしまう。とはいえ選択肢3と4はあまり出題されていないか。いずれにせよ、選択肢1と2の×は楽勝でしょ。
× もし勉強していなかったとしても、『全額を貸し付けることができる』の“全額”って、なんか怪しいな、というような推測を。8割とか8割5分などと、一定のクラス分けに応じて貸付の限度額あり。
× もし勉強していなかったとしても、『すべて金利は同一である』の“すべて”って、なんか怪しいな、というような推測を。住宅の規模により金利も異なっている。
× もし勉強していなかったとしても、『金融機関は銀行に限られている』の“限られている”って、なんか怪しいな、というような推測を。公庫が債権を買い取ることができる金融機関は、銀行だけではなく農業協同組合など、他の金融機関も含まれる。
じつはこの仕組みを使ったのが、『フラット35』。最長35年間の全期間固定金利というスタイル。これまで銀行などの民間金融機関は、主に短期で資金調達を行うため長期固定金利の住宅ローンを取り扱うことが難しいとされていた。で、フラット35という仕組みが誕生。
マイナーな規定だけど○。貸付金が他の用途に使われないよう、工事施行者に直接、資金を貸し付けることができる。

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