【宅建ダ】《問題》24節気が宅建試験に出題されたことがあるでしょうか《答》あります。

写真は、新宿大ガードからの空。
今年の小満(しょうまん)は5月21日だとか。
24節気でいうところの小満(しょうまん)を過ぎ、いよいよ夏ですね。
【小満】(しょうまん)〈新明解国語辞典(第8版)より引用〉
「二十四(節)気の一つ。太陽暦5月21日ごろ。草木が繁茂して天地に充満する時分の意」
ここ新宿ですと、草木が繁茂して・・というイメージではないけど、まぁ、そっか、そういう時期というか、空気感というか。
約15日ごとに季節が変わっていくという24節気、個人的にはしっくりくるかなと。
ちなみに、このあと、24節気はどういう展開になるかというと。
【芒種】ぼうしゅ〈新明解国語辞典(第8版)より引用〉
「二十四(節)気の一つ。太陽暦6月6日ごろ。稲を植える時分の意」
そして、【芒種】の次にやってきますのが、おまたせしました、【夏至】です。
【夏至】げし〈新明解国語辞典(第8版)より引用〉
「二十四(節)気の一つ。太陽暦6月22日ごろ。北半球では昼が最も長く、夜が最も短くなる」
ちなみに、この【夏至】の真逆(反対)が【冬至】です。
で、ここから強引に宅建試験の話にもっていきますが、ま、もっていかなくてもいいんですけど、ある種の趣味なもんですからもっていきますと、さて問題。
《問題》
この「24節気」が宅建試験に出題されたことがあるでしょうか。
《答え》
ある。令和2年10月の宅建試験【問18】です。選択肢4。
【問18】建築基準法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
4 日影による中高層の建築物の高さの制限に係る日影時間の測定は、夏至日の真太陽時の午前8時から午後4時までの間について行われる。
【夏至】じゃなくて【冬至】だよね。
で、この選択肢の解説、じつは以下が当初案。
でもね、さすがにこれだとアレかなと思ったので、いまみなさんのお手元の問題集にあるとおり、とても無難で短めな、ある意味、まったくおもしろみのない解説としてしまいました。
せっかくですから、では、原案・当初案を。
原案・当初案
それにしても、笑える選択肢ですねー(笑)。
ギャグっぽいです。
どの試験委員が出してくれたのでしょうか。
ナイスな出題です。
できれはお会いして、以下のような会話をしたいです。
オレ:あれは冗談ですよね。
委員:ええ、もちろんですよ。
オレ:あはは、ですよね。
委員:そりゃそうですよ、夏至日を「正しい」とする人なんて、そりゃいませんよ。
オレ:あはは、ですよね。
委員:でも、笑ったでしょ。
オレ:そりゃもう。
委員:あれを「正しい」とした人がいたら、顔を見てみたいです。
・・・オレは出題した試験委員の顔を見てみたい(笑)
日影時間の測定はさ、いちばん条件が悪いときじゃないと、意味ないでしょ!!
夏至日だってさ。
あは〜\(^o^)/
夏至日での日影時間だと、こんなふうになる。以下、独白の小芝居にて。
日影なんかあんまりないということでしたので買いました。
うれしかった。
だって、あこがれのマイホームだったんです。
ベッドルームにはピンクのカーテン。
リビングにはちゃぶ台にしようかな。
ね、ね、イケヤにいこー!!!
わーい。
ワタシたちはシアワセでした。
・・・秋までは。
そして冬。
いま、ワタシたち、真っ暗です。
というアホな状態になる。
冬至日のときの日影時間だっちゅーの(笑)
ちなみに。
【冬至】(とうじ)〈新明解国語辞典(第8版)〉
「二十四(節)気の一つ。太陽暦12月22日ごろ。北半球では、一年じゅうで昼が最も短くなる」
・・・以上、ここまでが原案・当初案。
そうなんです。
たった一つの選択肢の解説にしては、アレなんです、長すぎです(笑)