【宅建ダ】探偵は屋上にいる。そんなドラマの影響をモロに受けた世代はペントハウスが好き

今回も検索されたくないので逆SEO対策として名称等は伏せています。
あは〜\(^o^)/
新聞記事によると、〈20年ぶり復活配信〉なのだそうだ。
さっそく第1話を観ましたよ。
えーえー。
とにかく好きなので。
危険な匂いの残る横浜の黄金町の映画館「横浜日劇」の屋上に事務所を構えている。
もう、これでたまらん。
テイストとしては、オープニングがコンビーフやトマトをがぶっと食って、瓶の牛乳のフタを歯でこじ開けて飲むアレ(←今回も名称を出さないルールなのでこんな感じで書いてみた・笑)とか、ベスパに乗ってジッポのオイルライターでボーボーに火を燃やすアレとかと通底しますよね。
いずれも主人公の天使や探偵は屋上に事務所を構えている。
事務所というか隠れ家というか。
秘密基地というニュアンスも。
いいなー。
コンビーフのとかジッポのとかは、オレが高校生くらいのときにガンガン再放送(夕方4時ごろだったと思う)してたんですよ。
観たなー。
ほんとよく観た。
高校生の男子は、これらのドラマって大人びたテイストだし、なので、もちろん女性の裸やからみもあって、好きだ。
それを堂々と夕方4時から再放送していた時代。
テレビは一家に1台で、もう死語と化したが「茶の間」にあって、ということは、高校生男子は夕方4時から茶の間でセックスシーンを観ていたということになるな。
オレの青春だ。
飛び出せ青春。
ぐはは。
茶の間でか。
で、そんなかっこいい主人公のオトナたちの事務所が、ビルの屋上に作った掘っ立て小屋みたいなヤツで、それもかなりボロいのだが、それがかっこいい。
なので以来、いまだにオレはボロい建物がかっこいいと思っている。
でね。
この秋、宅建ダイナマイト合格スクール株式会社(←いちおう法人でやっているのだよ)で、宅建業の免許を取得して、なんと「スクールが宅建業者だ」みたいな展開で、これからの日々を楽しむことにしました。
最初の関門(というほどではないけど・笑)、まず宅建業法上の「事務所」をどうするか。
ご存知のとおり、株式会社などの法人を設立する際に設定する本店(主たる事務所)は、シェアオフィスでも自宅でも、なんでもどこでもいいんですもんね。
なので、法人の登記簿上の事務所が、宅建業法上の事務所にならない場合がある。
めんどくせー、みたいな(笑)
というのもね、ご存知のとおり、宅建業法は事務所を重視していて、事務所の設置範囲による大臣免許か知事免許かの別とか、事務所ごとに専任の宅建士を置けだとか、挙句の果てに事務所の数に応じて供託すべき営業保証金の額が変わってきたりと。
ひらたくいうと、いろいろうるさい。
うざいという言い方もできるか。
都庁でもらってきた「宅地建物取引業免許申請の手引」にも、ご覧のとおり、「事務所」についての留意点というか注意点というか、延々と書いてあったりする。
シェアオフィスはダメだとか、もちろんバーチャルオフィスは論外だとか、一般の戸建て住宅やマンションの一室(一部)を事務所とすることや、一つの事務所を他の法人等と使用することは認めないだとか。
一般的な解釈としては、物理的にも宅建業の業務を継続的に行える機能を持ち、社会通念上も事務所として認識される程度の独立した形態を備えていることが必要、との旨。
ふーん。
でもさ。
世の中は「オフィス不要」という流れじゃん。
さらにさ、専任の宅建士の「専任性」について。
「専任の宅建士」の専任性について
「専任」とは、原則として、宅建業を営む事務所に常勤(宅建業者の通常の勤務時間を勤務することをいう。ITの活用等により適切な業務ができる体制を確保した上で、宅建業者の事務所以外において通常の勤務時間を勤務する場合を含む。)して、専ら宅建業に従事する状態をいう。
なんじゃこりゃ。
コムズカシク書いてあるけど「ITの活用等により適切な業務ができる体制を確保した上で、宅建業者の事務所以外において通常の勤務時間を勤務する場合を含む」と言っちゃってます。
つまり、「事務所に置くべき専任の宅建士」というのが建前なんだけど、実際は「事務所にいなくても専任の宅建士OK」ということになるわけだ。
なにかが破綻してますでしょ(笑)
物理的な「事務所」に異常にこだわっているんだけど、でも、だんだんと崩壊していく宅建業法(笑)。
どうなっていくんでしょうかね。
楽しみといえば楽しみですけど、法改正されると教材を直さなきゃいけないので面倒ですので改正しないでね。
まぁそんなわけで、オレたちの宅建業法上の「事務所」も、できるだけボロい、屋上の掘っ立て小屋みたいなペントハウスにしてみたい。
なぜならば。
オレたちも探偵を名乗っているからだ。
宅建探偵。
ぐはは。
今日の動画
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