【宅建ダ】渋谷川はどこへ行ったのか?原宿・青山・神宮外苑の文教地区と風致地区を歩く!

・・・というタイトルで、今月の連載です。
▼さんたつweb★宅建デートは突然に!!
https://san-tatsu.jp/articles/196281/
▼「宅建デートは突然に!」とは
「街を歩こう、散歩しよう、宅建ネタは街のいろんな所にある!」そんなモットーを持つフリー宅建士のオレ(35歳・独身)は、カネがないけど彼女がほしい。夜のデートはカネがかかるので、とりあえず昼間の散歩デートを目論んだ。仲良くなったエルボー(33歳)に狙いを定め、散歩デートに誘い出す。果たして「オレ」の欲望&野望やいかに……。散歩の達人MOOK本『東京散歩地図』に準拠した「オレのデートコース」、散歩(と宅建)の参考になれば。
でね。
今回は「暗渠」というのをテーマのひとつにしてみたんだけどね。
ちなみに。
我々は「都市計画放棄地愛好家」だけど、世の中には「暗渠愛好家」という面々が一定数いるのだそうです。
2022(令和4)年4月28日(木)読売新聞より
世間には「暗渠愛好家」が一定数いるという。
暗渠とは、都市化や水害対策のために蓋をするなどした河川や水路のこと。
愛好家は、その道筋ならぬ暗渠筋を訪ね歩く。
で、今回のデートコースは「原宿・表参道界隈」ということもあって、となるとメインは、まぁどうしても「表参道からの明治神宮」となるんだけど、渋谷から表参道への散歩デートコースとして、キャット・ストリートを歩いてみるという体にしてみた。
このキャット・ストリートというのが、まさに「元・渋谷川」で、このストリートの下は暗渠化した渋谷川となっている。
つまり暗渠化した渋谷川の蓋の上がキャット・ストリートとなっているわけだ。
連載記事にも書いたけど、どうして渋谷川を暗渠化したのであろうか。
ご存知の方も多いと思うが、渋谷川は「春の小川は、さらさら・・・♪」の、あの童謡のモデルとなった川だそうで、だったら、風致地区っぽく、流域界隈を親水公園的に整備をしたりすりゃいいのにね、と思うでしょ。
できなかったんだな、これが。
なんでできなかったかといと、かわいそうなことに、渋谷川は、界隈の生活排水(ウンコとか)がドバドバ流入するという、強烈な下水道と化してしまっていたからだそうです。
そりゃ蓋をするわね。
で、渋谷川はそのまま「下水道施設」となったのでありました。
自然に流れている川を下水道にしちゃおうという、ま、手っ取り早いといえば手っ取り早い方法ではある。
ということで、このファッショナブルでコジャレたキャット・ストリートの下は、界隈の下水道ということなので、界隈にお住まいのみなさんのウンコなどがダップンダップン(←脱糞という意味合いだよ)流れているという寸法だ。
ついでに、ここ最近、ひのきPと「街宅建」した暗渠シリーズ。
目黒区の都立大学駅から緑が丘駅にある呑川緑道。
ここも暗渠。
やっぱり下水道施設となっていた。
なぜか亀。せっかくだからアタマを撫でる。
ついでにこの日、大井町駅界隈へ。
別に暗渠を求めて行ったワケじゃなかったんだけど、暗渠っぽい路地に気づいてしまう。
近づいてみよう。
「花子と太郎」
なんだなんだ???
品川区のホームページによると
「花子と太郎」像は、大井町に住んでいた詩人・萩原朔太郎にちなんで建てられました。昭和48年に立会川を蓋がけし、上部を児童遊園として整備する際、朔太郎の代表的な詩集「青猫」をモチーフとしてこの像を作成し、設置されたものです。
・・・とのこと。
やはり暗渠であった。
さきほどの読売新聞の記事に登場する「暗渠マニアックス(男女の2人組ユニット)」によりますと、彼らのようなマニアになると
★「路地の雰囲気に違和感」があって勘が働く。
★独特の「暗渠サイン」に気がつくようになる
ようになるのだとか。
・・・やば〜(笑)
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