【宅建ダ】2022(令和4)年は鉄道開業から150年なのだ。新橋〜横浜間の29kmだ

ここ最近、なんだが鉄道に関連する新聞記事や、記念行事っぽいのが多いなとは思っていたんだけどね。
なるほどそうですか、「鉄道開業150年」なのですね。
▼JRグループ
https://railway150.jp
ご存知のとおり、最初の鉄道開業は新橋〜横浜間の29kmで、そのあたりのことを、かつては良い子のみなさんだった、いまは見る影もないおっさんも、念のためお勉強しておきましょうねー。
▼NHK for School 日本最初の鉄道
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005310122_00000
鉄道開業は1872年(明治5年)年9月だそうです。
たしかに150年前だね。
そんで、そんときの始発駅(といったらいいんですかね)は新橋駅なのだが、それを復元したのが汐留シオサイトにある新橋停車場。
・・・という流れからして、そんな鉄道ネタをとして品川界隈を、今回の街宅建では取り上げてみましょう。
去年の6月に撮った写真。
こんときはまだ「街宅建」とはネーミングしてなかったけど、ひのきPと宅建ネタを探しに街をぶらぶらしはじめたころで、品川界隈に行ってみたときの写真。
品川界隈での街宅建としてのテーマは、「近未来と江戸情緒」としてみたく、品川駅の港南口の再開発で超高層ビル街「品川インターシティー」と、そのすぐ真裏にある食肉市場(都市施設)、そして旧東海道を南に向かい「船だまり」とか「鯨塚」とかで読み物を作りたいなと。
このへんのことはまた、こんどの宅建ダイナマイトでの新刊本『街宅建。時代の空気は街から読み解く〜街で遊べば恋もお金も手に入る〜』で仕上げたいと思ってますので、少々お待ちを。
▼船だまり
▼鯨塚
そんでな。
鉄道ネタに話を戻しまして。
このとき、ひのきPと歩いたのは、まずはJRや京浜急行のビッグターミナルである「品川駅」からスタートして、南にくだり、京浜急行の「北品川駅」から旧東海道へ。
えーと。
若い衆(粋に「わけーし」と読んでね)のみなさん、ここでなにか、お気づきになりませんかね。
え?
どーなんだおい(←と、文章のリズムを変えようと思って、おふざけワード・笑)。
では、こちらの写真を。
品川駅から南に約700m行ったところに北品川駅。
どーなってんだおい(←2回目のフレーズなのでちょっと変えてます・笑)。
たしかに、品川駅の南なのに北品川駅はおかしいんだけど、いったいなぜ?
お察しのとおり、旧東海道の品川宿は、本来、いまの北品川駅よりさらに南にあったみたい。
京浜急行の駅でいうと新馬場駅あたりとこのと。
まさにそこが旧品川宿の馬場だったらしいんだけど、明治5年に日本で初めて鉄道が敷かれたとき、どうしてそこに駅を作らなかったんでしょうか。
そーでぇーす。
そんときだれも「鉄道」なんて知らないから、駅は迷惑施設みたいな扱いになった模様。
っていうか、鉄道自体が嫌悪施設という感じだったのかもね。
当時の人にしてみれば、鉄道なんて得体のしれないものだったんだろうね。
そんで、品川宿といわれていた界隈、つまりメインな場所に駅を作ることができず、「もっとあっちのほうで作ってよ」と、いまでいう住民パワーというやつなんでしょうかね、まぁそういうこと次第で、品川宿からずっと北の高輪地区に駅を作らざるを得なかったと。
どうやらそんないきさつらしいです。
ちなみに。
いまの品川駅は、品川区になくて、港区です。
ウケるでしょ。
今日の動画
▼問19解説【夏から宅建】宅建合格応援企画「よく出る問題333」