【宅建ダ】東京のど真ん中バリバリの防火地域に巨大な木造社殿。どうして建ってるんだ問題

こないだ、この界隈でランチMTG。
MTG←若い衆(粋に「わけーし」と読んでね)のマネ。
ミーティーングだそーですよ。
「打ち合わせ」だとUCAか?
「与太話」だとYTBか?
与太話におバカがついて「おバカ与太話」だとOBYTBか?
なるほどね。
さすが若い衆、かっこいいです〜\(^o^)/
で、まぁせっかくこの界隈にランチMTGで来たんだから、「東京都選定歴史的建造物」に指定されてるこちらをお参りしてみっかと。
▼東京都選定歴史的建造物の一覧はこちら
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/kenchiku/keikan/list_rekisi.htm
ちなみにですね、「選定の基準」みたいなのがあってですね、こんな感じ。
【歴史的建造物の範囲】
歴史的建造物とは、東京都内に現存する、歴史的な価値を有する建造物であり、 原則として、建設後50年を経過しているものとする。ただし、特に重要なものは、 50 年を経過してなくとも選定できる。
【選定基準】→テキトーに抜粋してみた
①地域の歴史的景観を特徴づけていること
②地域のランドマークとしての役割を果たしていること
③都民となじみが深く、地域のイメージの核となっていること
・・・だそーです。
で、まぁごらんのとおり、そりゃまぁここはTokyoのど真ん中、「ザ・Tokyoの神社仏閣」という感じで、バリバリの商業地域で、もちろん防火地域が重ねて指定されている。
そこで素朴な疑問。
防火地域に、こんな荘厳な木造建築物(どうみても耐火建築物ではないよね)を建ててていいのでしょーか。
・・・とそんなことを話題にしつつ、御百度石とひのきP。
▼御百度石(ひゃくどせきと読むみたいです)について
http://www.kotohira.or.jp/guide/guide.html#hyakudoseki
引用してみますと・・
正面に「百度石」、背面には「大願成就」の銘があり、心願が叶えられたお礼に建てられたものであることが分かります。こうした百度石が保存されているのは港区内では非常に珍しく貴重であり、平成九年(1997年)に港区文化財総合目録に登録されました。
でね、ホームページによると、この社殿は昭和26年(1951年)に再建されたものだそうです。
ということは。
昭和26年ごろ(終戦直後で、宅建業法ができる前(昭和27年施行)だね)、もしかしたらまだ防火地域とかの指定はなかったのかな。
となれば、耐火建築物じゃなくてもOK。
既存不適格建築物ということなのかな。
それにしてもなー。
こんな由緒ある神社の隣に超高層タワーを建てちゃうなんてな、と思うかもしれません。
隣の敷地を手に入れたデベロッパーが超高層タワーを建てて、界隈にに侵食してきたというようなイメージかもしれません。
どうもそうじゃないみたいで、逆っぽい。
この神社の敷地(けっこう広大)に超高層タワーを建てたっぽい。
まぁそんなことらしいのですが、奇景といえば奇景ですので、ウオッチしに行ってみてね。
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