宅建ダイナマイト合格スクール

【宅建ダ】地面師の舞台だった土地。旅館が消滅。あれ?。分譲マンションを建てているのは?

本日は山手線の某駅そばのコジャレたビルで、夢のような授業(要は受講生が女子ばっかりで、みんなかわいい、マジですマジマジ、マジ卍で鼻血ブー)を4時間、すっげー楽しくて、あぁー生きているといいこともあるのだね。

人生ってすばらしい。

そんでまだ夕方5時。
夏至が近いので、生まれたての夏空、陽射しも力強い。
気持ちいいなぁ〜。

気持ちいい風も吹いているし、そんな街をブラブラ散歩してみようと思い立ち、そうだ、近所だから、地面師の舞台となった土地を見に行ってみよう。

当時はこんな雰囲気。
怪奇な館(←意味わかるでしょww)が建っていたんです。

 

登記はこんな感じ。

まず表題部。

甲区です。

順位番号2の仮登記が「売買予約無効」で抹消になっちゃったんですよね。

あ、そうだ。
CMソング。
ご冥福をお祈りします。
個人的には、このバージョンが好きです。

で、順位番号2の仮登記が「売買予約無効」で抹消になっちゃったあと、どうなったかというと、

アレ?
アレアレ?

なんと、某大手が、この土地を取得しているではないか。

んー。
なんか、んー。

で、その某大手が、着々と、分譲マンションを建築しているようだ。

場所、間違いないよね。

念のため、前に撮った写真と比べてみます。

 

こんな塀だったところが、いまはこんな塀。

 

ということで、地面師のおかげで一世を風靡したこの土地を、その後どういういきさつなのか、どういう仕掛けだったのか、なにがあったのかわかりませんが、さっそうと登場してかっさらっていったかのように見える某大手が、ズンズンと分譲マンションを建築している真っ最中でありました。

やっぱり、街歩きはおもしろいっすね!!

さて、今回の街歩きをネタにした「街を歩けば受験勉強」はこちら。

宅建ダイナマイトRadio
【日曜】バブルの香り「おーさわ校長のぶっちぎり宅建」

 

 

3月14日(日)
【日曜】#04_これが噂の「地面師の手口〜\(^o^)/」前篇

かつてネット配信で行いました「私の彼が地面師だったら♥」の、音声マニアック版です。今回の参照図書は「地面師〜他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団/森功著・講談社」と、「[実務本位]地面師事件に学ぶプロのためのだまされない不動産取引/東京都宅地建物取引業協会」です。地面師事件に学ぶ・・のほうは入手がむずかしいかもしれませんが、そこに書いてあるのですよ、手口がね!!!

3月21日(日)
【日曜】#05_これが噂の「地面師の手口〜\(^o^)/」後編

「私の彼が地面師だったら♥」の後半、今回は「仮登記マニアック編」です。地面師グループは仮登記を駆使して詐欺を働いた模様。その驚愕の手口とは。

【地面師とは】
所有者(今回は西五反田の土地所有者Eさん)を装い、他人の土地を勝手に売却する契約を結び、代金をだまし取る。
所有者役、身分証などの偽造役、土地情報の入手役など役割分担し、信用性を高めるため弁護士や司法書士を介在させるケースもある。
高齢者の所有地や管理が行き届いていない土地が狙われることが多い。

【登場する会社】:IKUTA HOLDINGS(株)
①Eさん所有の西五反田の土地につき、平成29年4月24日に売買予約をしたとして、所有権移転請求権の仮登記を行う。
②IKUTA HOLDINGS(株)は●●ハウスに「所有権移転請求権」を売却。●●ハウスは、IKUTA HOLDINGS(株)の持つ「所有権移転請求権」の「移転請求権」の仮登記を行う。ややこしい(笑)
③●●ハウスは決済日の6月1日に購入代金70億円のうち63億円を支払った模様。
④IKUTA HOLDINGS(株)から買った「所有権移転請求権」を行使して、所有権移転登記を申請したところ、所有者側の提出書類に真正でないものがあったとして、申請却下された模様。
⑤以降、関係者とは連絡が取れなくなった模様。

【ポイント】
そもそもの上記①。Eさんを売主(登記義務者)、IKUTA HOLDINGS(株)を買主(登記権利者)としての、売買予約の仮登記。この「仮登記」が今回の事件のカギを握る。IKUTA HOLDINGS(株)が仮登記を勝手にしたワケなんだけど、いったいどうやって。Eさんの承諾書を偽造するにあたりは実印(印鑑証明書)が必要なんだけど、その印鑑証明書を添付せずに、果たしてどうやって。

2021-06-17 | 大人の宅建★お楽しみはこれからだ