【宅建ダ】どう見ても建築基準法上の道路になっていると思うのだが「私道進入禁止」って?

きょうは「街宅建」です。
見て見て!!
道路にペイント「私道 進入禁止」。
なんじゃこりゃ。
「私有地につき立入禁止」という看板というか、プレートっていうのかな。
その類はよく見かけますけど。
こんな感じのね。
まぁこちらは、「あ、たしかにここから先は私有地だ」という、敷地感(←っていう言葉はないんでしょうが・笑)があるから「あ、立ち入り禁止なんですね」と素直に納得できる。
だがしかし。
これって、どう見ても道路だろ〜!!
敷地感はまるでなく、ごらんのとおり道路感(←だからこういう言葉はないんだってばっ・笑)。
ちょっと引き気味でとると、左側にコジャレた、たぶん賃貸物件かな。
この「私道 進入禁止」とペイントされている、道路感がある道っぽい土地(という言い方もなんか変だが)が、ほんとに道路じゃなくて単なる土地(敷地)だというんだったら、まぁ進入禁止というのもアリはアリなんだけどね。
でもね・・・。
この道が建築基準法上の道路となっているのであれば、つまり「道路」なんだから、土地自体が私有地だとしても、道路としての機能が優先される。
つまり、所有者だからといって、こんな子どもじみた「とうせんぼ」とかできないのだ。
権利の濫用っていうやつですね。
それにしても。
まぁここまで手間ヒマかけて、カネかけて、こんなふうに道路にペイントまでするんだから、「進入禁止」を主張している方の「相当な憎悪」を感じる。
怖い怖い!!
きゃー!!
めんどくさそうなオッサン(←と決めつけるのは同族嫌悪だから・笑)が出てきそうだ!!!
・・・とはいえ、まぁいろんな事情があったのだろう。
もちろん、どんな事情があったのかはオレは知らんけど、なんか興味をもってしまったオレは、この場所をGoogleマップのストリートビューであらためて見ることにした。
なぜならば。
みなさんもご存知だとは思いますが。
Googleマップのストリートビューでその場所の過去の写真も閲覧できるって知ってた?
なんかこのへんてこな「道路」に興味をもってしまったオレは、この機能を使って、ここの過去を閲覧してみることにした。
すると・・・。
いちばん古いのが2008年だった。
道路の左側は、いまのコジャレた賃貸物件ではなく、古びた民家だ。
朽ち果てそうだ(←余計なお世話だ・笑)。
で、問題の道路のペイントだが。
ない。
次が2013年。
道路のペイントは、ない。
2014年もあった。
この年も、ない。
2015年。
ない。
そして2016年。
道路の左側にあった古びた民家が取り壊され、建築工事が行われている。
やべ、知ってる建設会社だ(看板があった)
で、この時期からなのだ。
道路のペイント。
じゃじゃーん。
ありましたー。
そっかー。
たぶん、この建築がらみで、なんらかのトラブルがあったのか。
そして2020年。
いまと変わらずのペイント。。
ちなみに、この道路(どうみても道路だよね。道路沿いに駐車場もあるしね)の向こう側まで歩いてみた。
ご丁寧に、反対側にもペイントがあった。
なにがあったのでしょうか!!