【カヘラフェミニーナ】令和7年5月5日(月)放送分

今月のおすすめ本『海のプール〜海辺にある「天然プール」を巡る旅〜』
第1週のカヘラフェミニーナでは、ワタクシおーさわ校長の「今月のおすすめ本」をお送りしています。
この番組がほかとちがうところは、「おすすめ本」は「おすすめ本」なのですが、「これからワタクシが読みます」というノリです。
あはは。
とはいっても、もちろん少しは読んでおりまして、つまり読了はしてないけど、というニュアンスです。
この手の話になりますと、そこはやはり趣味嗜好、各人さまざまではありますが、自分が「あ、いいな」と思った本で、価値観がなんとなく似ている友だちには「読んでみろよ」といいたくなる本。
そんな本をご案内しています。
今月の「おすすめ本」は、『海のプール〜海辺にある「天然プール」を巡る旅〜』清水浩史(著)/草思社です。
版元のWebサイトから引用します
https://www.soshisha.com/book_wadai/books/2663.html
海と太陽、透明感、静寂、自由
きらめく「ノスタルジック・プール」の世界へ。
北海道から沖縄、豪州まで…
本邦初!
野趣あふれる海のプール遊泳記【海のプールとは】
海辺の岩場を掘ったり、海を必要最小限のコンクリートで囲ったりして造られた海水プールのこと。日本国内に約20ヶ所現存し、多くは1970〜80年代に誕生。潮の干満により自然に海水が循環するプールで、その形状はみな個性的。海の青とプールの水色のコントラストやその一体感は美しく、静寂と自由に充ちている。魚影も楽しめる。長年、海や島を巡る旅を続ける著者による、異色の旅エッセイ。
わずかに人手を加えて造られた海辺の天然プール(=海のプール)が、日本各地に少数ながら現存している。
著者は海のプールを「気軽に泳げる場であると同時に、存在の美しさを兼ね備えた文化遺産」であると言い、そのすべてを訪ね、泳ぎます。
海のプールの魅力とは何なのか。
心の澱(おり)が洗い流され、生きる悦びが込み上げてくる珠玉の一冊です。
めっちゃ行きたくなったのはここ
特に惹かれたのがここ。
広々とした野性的な海空間――海軍棒プール(沖縄県南大東村)
波しぶき強烈な“露天風呂”――本場海岸プール(沖縄県南大東村)
波に打たれプールに落ちる愉しさ――塩屋海岸プール(沖縄県南大東村)
沖縄県南大東村。
どこにあるかというと、沖縄県の南大東島です。
南海の孤島、といってもいいのかな。
個人的に思い入れというか、思い残している島でもある。
かれこれ40年くらい前、バイクで日本一周してたとき、沖縄にも1ヶ月くらいは滞在してた(たぶん・笑)。
そんときは本島の万座ビーチあたりでチャラチャラと遊んだり、慶良間諸島に行ってスキューバダイビングとか。
スキューバダイビング、当時めっちゃ流行ってましたでしょ。
ホイチョイ・プロダクションの『彼女が水着に着がえたら』の世界観。
なつかしのバルブ経済絶好調のころでございます。
で、話を戻しまして。
飽きてきたらバイクをフェリーに乗せて石垣島へ。
ついでだと思って、石垣島にバイクを置いて身軽になって波照間島(最南端)と与那国島(最東端)へ。
波照間島と与那国島では原チャリを借りて(現地の人から・笑)、グルグル島内を走り回り、たっぷり空気を吸ってきた。
で、「そんじゃこの際だから南海の孤島、南大東島に行ってみっか」という選択肢もあったんだけど、西表島のほうに行ったんだよね。
西表島の海にはマンタがいるというので、それを見ようかと、つまりスキューバダイビングっす。
ヨナラ水道(たしかそんな名前だった)を潜った。
慶良間諸島のブルーラグーンは「スカッと爽快、透明感と熱帯魚」というノリで女子と遊びに行くんだったらサイコーの海だけど、マンタが潜む海域は、そんなわけにもいかず、たぶんプランクトンの類が豊富なのか透明感なし。
見通しが悪い。
そして深い。
何よりも暗い。
海流も速くて、指示された岩にしがみつき、ひたすらマンタが現れるのを待つ。
岩から手を離したら、オレは外洋に流される。
まったくの自己責任状態。
岩にしがみつくオレは、まるで「鯉のぼり」のようであった。
結論。
怖かったぁ〜\(^o^)/
なので、そんなこんなで、南大東島には行ってないんです。
だから行きますこんど。